2012年2月10日金曜日

依存性

今日は休日でもの何も予定のない日だった。

依存性の俺は小遣いなど、もうほとんどない。

しかし、あまりにも金がないのも惨めなので、家に眠ってる恥ずかしいDVDや、読まなくなった書物などをかき集めて、リサイクルショップに行った。

総額3〜4万円もした代物だ。

しかし査定した結果は…1000円…

恥ずかしいDVDなどを、やっぱりいいですなどと言って持ち帰る勇気などない。

足元どころか、足裏まで見られていると自覚しながら、1000円を受け取り、トボトボと帰路に着いた。

しかし、自分の意志とは逆の方向に向かっている。

依存性の恐ろしさはここだ。自分で制御出来ないのである。

わすがに残った小遣いと、なけなしの1000円で、あの欲望渦巻く館に入ってしまったのだ。

計算されたように、ものの数分で金が消えていった。

我にかえり、強い自責の念
にかられる…

しかし、全てが遅いのだ。

ついに、財布の中身は一円もなくなってしまった。

あるのは、買い物をしないと使えない割引券と、金が入っていない銀行のキャシュカードだけである。

まだ給料日まで15日もあるというのに…

このままいけば、大事なベースギターを売らなければいけなくなるのも時間の問題だろう。

それは、マズイ…

なんとかしなければ…

今は反省している。
もう二度としないと…

しかし、また依存性が出たら、和田アキオの店に行く事にしよう。

頼むからスロット台は置かないでくれ。

J

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